博物ふぇすてぃばる6(2019年7月)では沢山の方にブースにお越しいただき,おかげさまで沢山ご購入いただけました。ありがとうございます。
さてさて、、今年一番数が出たのは「6つの円と環」です。冒頭の写真の球体のやつです。沢山売れて嬉しいのですが..結構難しい(特に中に入れる球体部分)パズルなので挫折される方が少なくないのではないかと思います。
そこで,少し組み立て方の解説をしたいと思います。上手く組み立てられない方は参考にして下さい。
まずは形を理解しましょう!
さて,まずはこのパズルのデザインの元となっている立体について説明します。
このパズルの元となっているのは二十・十二面体(図1)です。この立体は半正多面体(アルキメデスの立体)の1つで正五角形12個と正三角形20個で出来ています。さて,立体の中心を通り辺を含むような平面を考えます。下図(図2)の青い部分ですね。
この平面で立体を割った断面は正10角形になります。このような面は全部で6個作ることができます。6個の円はこの正10角形を,それに外接する円で置換えたものです。
いかがですか?6つの円のデザイン..その元になった立体について理解出来たでしょうか?ここを理解することがこのパズルの攻略の第1歩です。
少し長くなったので続きは次回にします。