6つの円と環の作り方2回目です。
前回の記事はこちら
前回ご紹介したように6つの円は...
二十・十二面体の断面...辺に添ってぐるっと一周した正十角形が6枚作れます..これを円に変形したものでした。
形がわかったところでいよいよパズルの組方をみてみましょう。下の画像はパーツを並べたものです。少し細かいですが..円のパーツは全て同じ形,環のパーツは全てスリットのパターンが違います。円のパズルと環のパズル..完成した形はどちらも同じ立体といえますが,パーツの組方は違うということです。
まずは円の方を組んでみましょう。円のパーツは全部同じ形です。ポイントになるのは,下図の矢印の部分です。スリットが中心から円の外までつながっている部分。6枚のパーツを2つ1組×3で考えると,1組のパーツはこのスリット部分がちょうど対象になる位置に来るように組みます。
※別解もあります。ここではひとまず分かりやすい方法で説明します。
次に三枚目を入れてみましょう。3枚目は..二十・十二面体の三角形を作るイメージで入れると良いのでしょう。
続いて4枚めを入れます。おそらくここが一番難しいです。せっかく組んである3枚のパーツが崩壊してしまう恐れもあるので,自信がなければテープで仮止め等しておくと良いでしょう。4枚目のパーツは..三角形の隣に5角形が出来る事をイメージすると良いでしょう。
5枚目を入れると先ほど意識した5角形が完成します。
最後の一枚は比較的簡単で..空いたスリット埋めていくイメージで組み込めば完成します。
さてさて,次は環の部分になりますが,長くなったので続きは次回にします。